【防災知識】ローリングストック(循環備蓄)のポイント
ローリングストックとは、「災害食を日常生活の中で食べて消費し、買い足し循環していくこと」をいいます。
購入⇒備蓄⇒消費⇒購入⇒消費
のサイクルを上手に回しながら、適切に備蓄量を確保する方法です。
【こんな方にオススメ】
「水・缶詰・カップラーメン・レトルト食品」などを普段食べる事が多い方にはこの方法で準備してください。
普段食べない物を循環備蓄する事は、ストレスになってしまう事もあると思いますので、あまり普段は食べない方には、長期保存食を備蓄しておくと良いでしょう。
食べ物・水ですと5~7年の商品が多くなってきましたので、このサイクルで買い替えするのも良いと思います。
また賞味期限が近づいてきたら、実際に食べてみて保存食の作り方や、美味しく頂くアレンジなど楽しみながら消費して頂くと良いと思います。
また災害時にはストレスが多く、甘い物が食べたくなったり、野菜不足で便秘になったりする事が多くあります。
長期保存可能なようかんや、ぜんざいなども開発されていますし、野菜ジュースなども一緒に保管してもらうとさらに良いと思います。
保存食は7日間を目安に保管しましょう。
消費する順番としては、①冷凍庫・冷蔵庫の物 ②賞味期限が近い食べ物 ③長期保存食
お水は1日3L×家族の人数×7日間
を目安にストックしておきましょう。普段からお水を買う習慣のある方は、長期保存水ではなく、古い水から順番に消費しながら、常にローリングストックを意識して管理しましょう。
フクプロ株式会社
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防災士/災害備蓄管理士
佐藤 芳彦